チタン特有の挙動を考慮した
バレル研磨加工
チタンは軽量・高強度で優れた特性を持つ一方、加工硬化が生じやすく、一般的なバレル研磨ではバリの残留・変形・打痕が発生しやすい素材です。
東商技研工業では、医療系インプラントをはじめとする複雑形状・薄肉部品の加工実績をもとに、チタン特有の挙動を前提とした専用プロセスを構築し、安定した品質で仕上げを提供しています。
チタン加工で発生しやすい課題
- 加工硬化によりバリが伸びやすい、残りやすい
- 熱がこもりやすく、局所的な変形が生じやすい
- 表面皮膜の影響で均一研磨が難しい
- メディアの選定を誤ると打痕や角欠けが起きる
これらの特性を理解したうえで、負荷を最小限に抑えた条件設計を行うことが重要です。
東商技研工業の対応力・強み
1. 変形を抑える低荷重プロセス
薄肉(0.6mm など)のワークにも対応できるよう、
- 形状に応じたメディア段階設計
- 浸透性の高い微細メディアの採用
- 必要に応じた電解バレルの併用
など、形状と材質に合わせた個別プロセスを設計します。
2. 微細バリや局所バリへのアプローチ
一般的なバレル工程で取り切れない箇所に対し、
- 荷重の小さい専用メディアの選定
- 低速回転・低エネルギー設定
- ワーク保護治具の使用
により、除去精度を高めます。
3. 電解バレルによる均一な仕上げ
チタンは素材特性上、通常の機械的研磨だけでは均一性が不足するケースがあります。
当社では電解バレルを組み合わせることで、表面状態の整肌・光沢性向上・均一化を実現します。
4. 高精度要求(面粗度)にも対応
板厚:2~3mm、サイズ直径:10~30mm
5. 初回試作無料(条件検証のため)
板厚:2~3mm、サイズ直径:10~30mm
対応できる主なワーク
- 医療系インプラント部品(薄肉・複雑形状)
- 精密機器向け小型部品
- 切削加工後の微細バリ除去品
- 外観性を求めるチタンパーツ
- 軽量部品のR付け・エッジ調整
※個別案件の形状・寸法により加工方法を設計します。
加工プロセスの一例
1. 粗バリ取り工程
- 低エネルギー設定
- チタン専用メディアを使用
- 変形リスクを抑えた運転条件を設定
2. 仕上げ研磨工程
- 微細メディアで均一研磨
- 稜線形状の整えと表面均質化
3. 電解バレル工程(必要時)
- 酸化皮膜の制御
- 光沢性の向上
- 形状によるムラの抑制
4. 洗浄・残渣対策
- 超音波洗浄
- 残留物の除去工程を組み込んだ品質管理
品質管理体制
- ワーク特性を踏まえた治具設計
- 工程ごとに条件をステージ管理
- 面粗度測定による仕上がり評価
- サンプル段階での目視・拡大確認
- 要求精度に応じた個別チェックシートの運用
よくある質問(Q&A)
薄いチタン部品でも変形せずに研磨できますか?
低荷重工程と専用治具を組み合わせ、変形リスクを最小限に抑えて加工します。
医療系用途でも依頼できますか?
残渣管理や洗浄工程を含めたプロセス構築が可能です。用途に応じて条件をご提案します。
面粗度の指定は可能ですか?
残渣管理や洗浄工程を含めたプロセス構築が可能です。用途に応じて条件をご提案します。
医療系用途でも依頼できますか?
Ra1.6〜0.1 までの仕上げ実績があります。図面要件に応じて条件を設定します。
量産と試作のどちらも対応できますか?
対応可能です。まずは試作で条件を確認し、量産工程へ展開します。
試作加工のご案内
チタンは素材特性による個体差が大きく、最適条件はワークごとに異なります。
当社では初回試作無料にて条件を検証し、最適なプロセスをご提案します。
図面または現物をご提供いただければ、具体的な処理方法をご説明いたします。
当社では初回試作無料にて条件を検証し、最適なプロセスをご提案します。
図面または現物をご提供いただければ、具体的な処理方法をご説明いたします。
研磨ソリューション
SOLUTION















